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4つの肩書を持つに至った根底にある思い、小鳥遊しほの”これから”って?

イラストレーター、フードコーディネーター、モデル、コラムニスト……さまざまな肩書で活躍中の小鳥遊しほさん。
2016年2月には「株式会社おもうつぼ」を設立し、現在は社長という肩書も! そんな小鳥遊さんの描きおろしイラストが、写真加工アプリ「PicoSweet」に収録されることに。さらに、来月には個展「これから展 in 大阪」が開催されるとのことで、いろいろお話をお聞きしてみました!

小鳥遊しほさんって……?

出典:Twitter

イラスト、料理、モデル、文筆業などなどさまざまな職種で活躍されている小鳥遊しほさん。
小鳥遊さんが手掛ける、ゆるさと前向きさが魅力の「くまったくん」はLINEスタンプでも大人気なんです。さらに、イラスト×料理を掛けあわせたレシピ系から、恋愛系、男性向けのものまで、コラムニストとしても大活躍中。

「自己発信をしたい」という思いからの転身

――イラストレーター、フードコーディネーター、モデル、コラムニスト、と肩書がいろいろありますが、それぞれどういうきっかけで始めたんですか?
もともとは、美容学校に通うために東京に出てきました。1年くらい美容師として働いたのですが、なんか違う! と思って辞めてしまって。自分からなにか発信できる仕事をしたいと思い、気になったのがフードコーディネーター。
最終的にはメディアに出て、本などを出版できるようになれればなと思ったんです。すぐに、調理師免許を取ろうとキッチンで働き始め、同時にフードコーディネーターの資格を取るための学校にも通いました。
その時期に「ミスiD2013」に応募してファイナリストに残ったんです。まだなにもしていなかったのですが、自称フードコーディネーターとして出ました(笑)。

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▲こちらは「ミスiD 2013」ファイナリストに残った当時のお写真。

これをきっかけに、芸能事務所に文化人枠として所属することになり、出版社に売り込みに行く際に、料理とイラストを混ぜた企画を持って行ったんです。イラストはなんとなくの思いつきだったんですけど。そしたらなんとその場で連載が決まり、「イラストレーター」という肩書もついた感じです。

その後、絵を描く企画でテレビ出演したとき、「イラストレーター」という肩書きを使えるほど経験があるわけでもなかったので、なぜかモデルと言い張ったんです(笑)。
なので次は、モデルのお仕事をさせてもらうべくあれこれ努力をし……。コラムは、1年ほど前に「ブログの延長ぐらいでいいので」と言われはじめてみたのですが、やるからには適当なことを書くのは嫌だ! と思い色々な記事を研究しました。
ありがたいことに連載が5、6本にまで増えましたが、今も勉強の日々ですね。


▲イラストと料理で表現している小鳥遊さんのコラムのひとつ。

――美容師を辞めてから、なぜ次がフードコーディネーターだったのですか? もともと料理が好きだったとか?
姉がパティシエで、食が好きな家だったので、料理をするのは特別なことではないという家庭環境でした。
美容師を辞めてから、なにか自分というものを発信できるお仕事をしたいと考えていたのですが、その頃ちょうど、別に本業のある方が文化人×タレントとしてテレビなどで活躍しているのを目にし、これだー! って思ったんです。
料理がすごく得意というわけではありませんでしたが、伸ばせば活かせそうかな……と思ってフードコーディネーターの資格を取りました。

――それまでイラストは描いていなかったんですか?
美容学校の授業でヘアデッサンなどを描いたくらいで、自分で描き溜めたものはなかったです。
事務所に所属する際に、自己アピールのためにマネージャーさんの絵を描いて持って行ったのがきっかけで「小鳥遊イラストもイケるじゃん!」みたいに言われて「へぇ!そうなのか!」て思いました(笑)絵が上手い人は世の中にたくさんいる、くらいに考えていたので、絵を仕事にしようと考えたことはなかったですね。
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▲当時のマネージャーさんを描いたというデッサン画。

――そもそも、メディアに出たいと思ったきっかけは?
もともと働いていた美容室が毎日のように女優さん、モデルさんが来るようなお店だったんですが、日々忙しく働くうちに気付いちゃったんですよ、「あ、私あっち側にいきたかったんだな」って(笑)。
美容師になりたいと思ったのは、中学生の頃だったんですけど、単純に当時流行っていた「カリスマ美容師」に憧れていただけだったんだなーって。
気付いたからには続けてはいられず、すぐ辞めました。専門学校に通わせてもらったのに申し訳ないという親への気持ちもあるし、周りからも「辛くて辞めた」と思われるのも嫌で、とにかく必死にいろいろ計画を立てましたね。
なんかこう、ぎゃふんと言わせたいみたいな思いがあったのでなるべく早く人目にふれるようなお仕事を増やしたいと考えていました。

――「ミスiD」に応募されるにあたって、アピールはどんなことをしたんですか?
最初は書類選考で、そのあとは写真撮影の審査や自己アピール動画、当時は本の朗読なんかもありました。
そのころすでに24歳という立派な大人年齢(笑)だったこともあって、何かやるごとに人の記憶に残ることを、大人が見て納得することをやらないとなと思い策を練りました。
自己アピール動画では、NHK教育テレビで放送されていた「できるかな」の歌を流しながら、紙芝居でケーキ作りの手順を説明、最後に本物の自作ケーキを出すということをしたのですが、「できるかな」のノッポさんをイメージして動画なのにまさかの無言というスタイルでした。

――フードコーディネーターからスタートだったわけですが、ブログにレシピを投稿して有名に……というのは考えなかったんですか?
単純に面倒くさくて私には無理だと思いました(笑)。世のブロガーさんたちは本当にすごいと思います。
表に出ていきたかった私としてはコツコツと料理ネタをためていくよりも、さっさと自分が前に出て、できることを全部アピールしたほうが近道かなと思ったんです。

今後も多くのメディアでの活躍を期待!

――好奇心旺盛な印象ですが、その行動力はどこから来るのでしょう?
昔からですね〜。何でもやりたがりで、習い事もいろいろやっていました。気になったことはやってみないと気が済まないし、自分が成長する図を見るのが好きなので、勉強したり資格を取ったりというのが楽しいんです。
もちろん机に向かっているより外で遊んでいた方が楽しいですが(笑)。
テストでいい点を取ったり順位を競うみたいな場面はおもしろいと思ってやれますね。

――小鳥遊さんが連載されているコラムを拝見したんですが、ひとり暮らしの男性の家にごはんを作りに行きつつ相談にものるっていうのがありますよね。
あれは、私の持ち込みの企画なんですよ。
女性向けに記事を書いたりデザインを組むことが多いんですが、男性向けのコラムも書いてみたい! と思ったんです。
で、どうせやるなら面白い感じがいいなー新しい挑戦みたいなことがいいなーと思って会議をしたらあんなことに(笑)。


▲「メシ通」にて小鳥遊さんが連載されているコラム。

――いま一番興味があることは何ですか?
書くだけでなく自分も出れる記事や作品を作りたいですね。話すことも好きなのでラジオなんかにも出たいです。いまちょこちょこそういうお仕事も増えてきました。
もともとは、「表に出たい」という思いでやってきたので、納期に追われるばかりではない生活がしたいですね(笑)。

――完全に芸能人になるというのも小鳥遊さんとしてはありなんですか?
求めてもらえるならアリですよ。紙とペン、材料などが必要じゃない、自分の身ひとつでできるお仕事もすごく好きなので。
あとは、ライブペイントなんかも楽しいですし。性格上、人に褒められたり認めてもらえたりすることが嬉しいですね。

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▲6月12日、新宿にて行われたライブペイントの様子。

――では、ラジオに出るとするなら、どんなことがやりたいですか?
くまったくん(の中の人)の一問一答コーナーですかね(笑)。まぁやっぱり人生相談的なものが好きです。
思春期の子達なんかに、むかし自分が似たようなことで悩んでいたとき「こう言ってくれたら楽だったかもしれないな」ということを伝えたいなーという気持ちが大きいです。
なんとかなるよって、夢や希望みたいなものを与えてあげられたら本望。

「くまったくん」は毎日できたてホヤホヤ?!

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――くまったくんのTwitterは描き溜めているんですか?
地方に何泊も泊まるときがあるのでその時だけは描き溜めていますが、それ以外は毎日書いています。
いつも、20時くらいを目安にTwitterに投稿するようにしているので、午前中やお昼休憩、遅いと19時50分とかに「はっ! くまったくん!」と気づいて仕事を一旦やめて、しばらく悩んでから描いています。

――悩み時間10分で浮かぶものなんですか!?
意外とイケます(笑)。お風呂のなかでいい言葉が浮かんだりしたら即下書き保存してます。
だいたい文章から先に考えて、そこにイラストをつけているので。一個テーマを決めて、あとは大喜利状態です。
ほっこりしてもらえたり前向きな気持ちになってもらえるような「良いこと」が言えればいいなって感じです。

――でも、その「良いこと」がなかなか思い浮かばないじゃないですか(笑)。
う〜ん、良いこと言いたがりなんでさほど大変には思わないです(笑)。
言葉遊びがすきなので同音異義語を並べたり韻をふませたりして楽しんでます。
「仕事したくない」という気持ちを直接言わずに表現するには何かあるかなぁとかも考えます。あと前日が「家にいたい」という内容だったら、今日は「前に出よう」というニュアンスにしたり。

――つねに、ネタ探しをしている……というわけではないんですね。
そうですね。「いつ、どこからインスピレーションを受けるんですか?」と質問されたりしますが、私は「仕事をするときに考える」って感じが多いです。
ぼーっとネタ集めに出かけるとか、アイデアがポーンと降りてくるとかはあんまりなくて、よし、考えるぞって思ってデスクに向かってから考えてます。

――その時に思いつかないことはないですか?
もちろんあります(笑)コラムはまだ始めたばかりでコツがつかめてないし作業スピードも遅いので、テーマ決めみたいなものは事前に電車の中とかでしてますね。
料理系の連載だったら、何の料理にするかとかはスーパーで考えて、作り終えればあとはレシピとイラストを書くだけって感じです。まったく浮かばなければひとに聞いたりもしますよ〜!

イラストレーターとしての3年間を辿る「これから展」

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――個展「これから展」が7月に大阪で開催されるんですよね? どのような個展になるのでしょうか。
展示内容としては、私の3年間分の原画が並べてあります。
普段イラストは、コピー用紙にシャーペンで描いたあと、トレーシングペーパーにペンで清書をし、それをスキャンして取り込んでPCで調整などをするという流れで作業していて、どんどん溜まっていくトレーシングペーパーを展示してみようと思いこっそり2年ほど前から同じ用紙のサイズに統一するようにしてました(笑)。
イラストレーターになったこと自体が奇跡みたいな感じなので、自分の道筋を一度辿ってまだまだこれからだな、というイメージで「これから展」と名付けました。
3年前から見てくださっている方もいるので、そういう方が見ればかなり懐かしいものが入っているだろうし、初めて見る方は、気に入るものなんかを見つけて貰えたりしたら嬉しいです。
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▲東京にて開催された「これから展」の様子。やすだちひろさんとのお写真。

――昔から小鳥遊さんをご存知の方も、原画を見る機会というのはあまりないですよね。
そうですね。

「(原画は)もっと大きいと思っていた」と言われることも多いですし、カラフルな作品も原画だとただの白黒の線で意外と地味なんですよ(笑)。
あとPCで修正しているので最初の線はガタガタだったり。
「こんな感じなのか」と身近に感じてもらえたら嬉しいなと思います。

――グッズの販売もあるんですか?
入場料1000円と引き換えに大きな缶バッジを用意してるんですが、今回は大阪限定デザインです!
他にも個展限定のくまったくんTシャツ、スマホケース類と書籍も販売します。
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▲グッズの一部、くまったくんの缶バッジ。

――小鳥遊さんは在廊されているんですか?
3日間在廊しています! 前回の「これから展」も来てくれた方と写真を撮り続けていたので、今回も写真を取るのも、サインを書くのも、相談に乗ってくれというのも何でもご対応いたします(笑)。

「これから展」in 大阪
日時:2016年7月8〜10日
8日:17時〜20時
9日・10日:15時〜20時
(※小鳥遊さんは終日在廊)

入場料金:1,000円(缶バッジ付)
会場:アイギャラリー(大阪府大阪市中央区南船場2―10―17)
限定Tシャツ・スマホケース関連・書籍販売あり

写真加工アプリ「PicoSweet」でスタンプが配信開始!

●写真加工アプリ「PicoSweet」で小鳥遊さん描きおろし加工スタンプの配信が開始となりました!


――PicoSweetとのコラボスタンプのテーマやイメージは?
自分がくまったくんの世界に入れる感じにしました!
口と眉毛と耳と震えている点線はくまったくんになれるセットです!
あとセリフ系は、自分に向けて「上手く笑いたい」というスタンプを載せてうまく撮れなかった写真をごまかしてもいいし(笑)、友だちに送る用に「#すき」とか「辛いならトライだよ」というくまったくんのセリフを載せるのもオススメ。友達とのコミュニケーションに活かしてもらえたらうれしいな〜!

――ご自身の書籍の書影も入れていただいて(笑)。
そうなんです。ちゃっかり(笑)。顔の横に書影と「これオススメだよ」というスタンプも合わせて載せて、私にリプを飛ばしてくださいって思ってます(笑)。これで本の写真が無くても、友だちに本をオススメしたりできるので、我ながらようやったと思ってます(笑)。

かわいい写真加工!Pico Sweet (ピコ・スイート)

無 料

アプリをダウンロード >

小鳥遊さんの「これから」って……?

――5年後、10年後こうなっていたいという目標はありますか?
人にやさしくありたい(笑)。売れたいとは思うし、いろいろなことをしていたいけれど、「売れた人」みたいな人間にはなりたくないんです。自分のいる環境やメンタルは大事にして、初心は忘れたくないですね。
……じつはこの質問すごく苦手で。どういう生活をしていたいとか、どうありたいとか立ち位置くらいは考えるんですが、絶対にしていたい仕事があるというのはないですね。
自分が絶対守りたいものは、人との関わりだけなので。あと欲は失いたくないです。いろんなことに前向きにいたい。

――もしかしたら、肩書が増えているかもしれないですよね。
あり得ると思います。ありがちかもしれないですが、海外に住んでいるかもしれないですし。自分が楽しめて仕事としてやれていればなんでもいいんじゃない、と思います。全然違うことしているかもしれないですね。

――最後に、メッセージなどがあればお願いします!
ここへきてさらに宣伝ですが、Twitter、Instagram、ブログ、WEARなどSNSも頑張っているので、良かったら見てあげてください(笑)。
連載しているものとかもそうだし、ブログなども……URL先にあまり飛んでもらえないことがあるのですが、見てくれたら泣いて喜びます(笑)。

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